企業としてのはてな/企業としてのウェブメディア

http://d.hatena.ne.jp/core/20080214/1203002979
どうだろう。この場合何を「成長」と捉えるか、という点が重要な気がします。企業体としての「成長」であれば売上や利益、上場企業であれば株価などの上昇、要するに企業の規模と収益性の上昇が「成長」なわけです。一方ではてなウェブサービスを提供する企業なわけで、そっち方向での「成長」であればそれは「面白いサービスをどんどん作る」とか「出すサービスがことごとくデファクトスタンダードになる」とか「ユーザーが超増える」とかそういうことだと思います。で、リンク元ではこれが近藤混同されているんだけど、どっちの面にしても成長が「目に見えない」というか、以前のはてなに比べてしまうと派手さにかけるイメージがあるんじゃないでしょうか。上記のはてブでは企業としての成長なんかしなくてもサービスが成長していればそれでいいじゃん的なコメントがやや目につきますがまあそれはいい。ウェブサービスを企業としてやっていく以上、企業としての成長を完全に無視することは「善きことかどうか」という議論はたぶんあるんじゃないでしょうか。いや部外者なのでただの詮索でしかないんですが。ウェブメディア(無料で広告が主要な収入であるもの/ほとんどそうですが)がユーザーと収益の両輪をバランスよく回していくというのは、たぶん皆さんが思っている以上に難しいのでしょう。勝手なことを書きすぎました。とりあえず京都でまた面白いサービスを作ってくれることを期待します。
ただ思ったんだけど京都に本社/東京に営業支社(という位置づけなのかはわかりませんが)の体制って普通に企業として成長してるじゃん、という突っ込みもあると思います。国内に2箇所オフィスをかまえるわけだから。