そうだ 大阪、行こう。
昨日は、「堂島リバービエンナーレ行きたい!」から始まって、ついでに大阪でいまやってる面白げな美術展を巡った上に淀川花火大会も行っちゃおうぜという大変愉快な1日を過ごして参りました。
大阪、面白すー。
『オン・ザ・ロード 森山大道写真展』@国立国際美術館
大道先生!
10時から講演会の整理券配布だっていうから10時20分くらいに着いたらもう配布終了してたよ大道先生。仕方ないね。
大道先生といえばモノクロ写真だと思ってたのですが、入場してすぐに目に入ったのは、東京を切り取ったカラー写真の数々でした。圧倒。大阪の写真展でいきなり東京の写真だらけってのも面白いですね。
そのほか、都市の「路上」を切り取ったモノクロ写真がいっぱいで幸せな気持ちになりました。うひひ。
『堂島リバービエンナーレ2011「Ecosophia - アートと建築」』@堂島リバーフォーラム
「そうだ 大阪、行こう」のきっかけとなったビエンナーレ。
アート、建築、環境というテーマ。ビエンナーレとかトリエンナーレとか、昔に比べてどこも規模が小さくなって寂しいなーと思いつつ突入。
会場内には坂本龍一教授のサウンドが降り注ぐ素敵空間が広がっていました。これ欲しいんだけど売ってないの?
どの作品も非常に面白かったのですが、特に良かったのは杉本博司と永山祐子による「NO LINE ON THE HORIZON」。「海景」シリーズの写真をデカいガラスに映し出して少しずつ変化させていって、左右に鏡を置いて水平線構築。これはすごい。家に欲しい。
堂島リバーフォーラムは上がマンションになっていました。大阪は住むのはちょっとなと思っていたのですが、中之島/堂島あたりは良い感じだしこれはちょっと住みたいなと思ってしまいました。ちなみに金額を見たら、東京に比べると大変リーズナブルで驚きました。住まないけど。
『民都大阪の建築力』@大阪歴史博物館
大阪は全体的に建築ヤバいなーと思ってたら面白げな展示が。
大阪市公会堂設計競技から大阪城天守閣再建図面、各種百貨店の内装まで、いやあすごかった。近代建築すばらしい。
取り壊す建築の一部を使ってウクレレにするという取り組みも非常に興味深いものでした。銭湯ウクレレが一番笑った。ネックが「貴重品は番台へ!」。
なにわ淀川花火大会@淀川河川敷
で、夜は花火です。淀川花火=激混みという噂を聞いていたのでビクビクしていましたが、思ったほど苦労せず、快適に見られました。江の島花火大会よりは難易度が低かったように思います。
花火やー。
昔からのお友達はご存じかもしれませんが、僕は花火大会が大好きで、関東在住時もいろいろな花火大会に出かけました。が、淀川花火は過去最高かも。これまで一番のお気に入りだった多摩川花火大会を超えました。
半ばヤケクソのように連発される特大花火と、降り注ぐ灰。目の前を通り越して、もはや真上に上がっている感すらある河川敷からの花火観覧。優雅さや雅さとは無縁の、大阪らしい力強い花火でした。自重しろ!
まとめ
大阪の好感度が少し上がりました。特に、中之島/堂島周辺のロケーションは良い。オシャレなお店もたくさんあったし、今後はもう少し、大阪にも足を運んでみようと思います。
ああ……次は梅田ダンジョンだ……。