ORF→CROSSING
慶應SFCのOpen Research Forumに行ってきました。
僕も学生時代にこっそりブースを出していたりしたのですが、今年も後輩がやっているそうなので……というのは口実で、宮台真司・國領二郎・神成淳司によるセッション「ソーシャルデザインの思考」を見るのがメインだったりした。
面白かった部分は以下の通り。
- テクノロジーが発展したのに社会は面白くなくなっている。
- 極端なものが消失している。前提が共有できなくなったから。
- (現場の象徴としての)トマト。土を弄れ!(=「現場」に通暁せよ!)
- ネガティブなものから生じる価値に注目すべし。灼熱の中から生まれる琉球硝子の価値。
- コンビニエンスとアメニティだけの判断からの脱却。
- カオスから設計へと移行して消えた価値を取り戻すために「カオスを設計する」のは超OK。
ということでまあ「計算不可能性を設計する」を読めという話でした。神成さんマジ面白い人だなあ。
ついでなので森美術館でやっていた「六本木クロッシング2007」も見てきました。榎忠と宇川がヤバい。
なんとなく六本木ヒルズ展望台の写真で〆てみる。