エンジニアコミュニティとクラブカルチャーの類似点

金曜の夜だし、気ままなことを書こうと思う。
最近、仕事柄、エンジニアに関するインプットが増えつつある。特に、コミュニティなどで活発なエンジニアたちだ。何人かは実際にお会いして、話もしている。
正直なところ、自身はもともとエンジニアではないし、エンジニアコミュニティにもそれほどなじみがあったわけではない。だから分からないことが多く、逆にいえば新鮮だ。
しかし、知れば知るほど、なんだかDJカルチャーに似てるなあ、なんて思い始めている。
そもそもクラブカルチャーもエンジニアカルチャーも、歴史が比較的浅い。例えばPerlなんて、「神様」である開発者のラリー・ウォールは53歳だ。クラブカルチャーは? テクノの「神様」クラフトワークのラルフ・ヒュッターとフローリアン・シュナイダーは60ちょい。デトロイトテクノの「神様」、例えばデリック・メイなんかは45歳。みな、まだまだ現役なのだ。神様が現役の若い文化。
また、エンジニアたちが多くの勉強会やカンファレンスでテクニカルトークを炸裂させている様は、なんだかDJやアーティストたちが夜な夜なクラブでプレイをしているのと似ているなあ、なんて思ってしまう。かつてアーティストのライブは「見るもの」だったが、クラブは「参加するもの」だ。一方、セミナーやイベントは「見るもの」だったが、エンジニアたちの勉強会は「参加するもの」。これも似ている。
何が言いたいのかというと、最近クラブ行ってねえなあということだ。誰か行こうぜ。っていうかWIRE08行こうぜ。10周年だし。