ソフトバンク冬モデル発表会が非常に面白かった件

それにしても、今日のソフトバンク冬モデル発表会@ニコ動生放送は面白かった。あまりにもトピックが多すぎて全部覚えてないのだが、あんなに盛りだくさんで、面白くて、one more thingまであるなんて、Appleのこないだの発表会よりよほど面白かったんじゃないかな。

多すぎだろwww
まず個人的な話をすると、フルタッチパネルAQUOSは結構ほしい。
次に業界的な話をすると、ネット企業トップ5社を(マイスペとヤフーはグループとはいえ)集めたのはすごいし、社長が揃い踏みしたのはインパクトあった。ユーザー層も、モバゲーで中高生(リア充)、ニコ動で中高生(オタ)+20〜30代男性、mixiで高〜大学生、マイスペで音楽フリーク、ヤフーで一般層と、かなりの全方位っぷり。ソフトバンクは端末ラインナップも「多様なターゲット層」それぞれに刺さるように意識的にコンセプトを使い分けてるけど、この協力企業5社もそんなイメージ。
最後にiPhone的な話をすると、「iPhone始まりすぎ」。日本市場においてiPhoneの弱点とされた問題点のうち、街中に(アメリカと違って)wifi無さすぎ、電池無くなる、絵文字使えない、ワンセグ見られない、という問題点を一気に解決したのは 禿の すごい 行動力 といわざるを得ない。残った問題は本当にFeliCaくらい。特に、3G帯域圧迫されるくらいなら無線LANスポット解放した方がマシでしかも受けもいいじゃん、という発想の転換や、充電池のついでにワンセグチューナー機能持たせてwifiで飛ばしちゃえという柔軟なアイデア、絵文字対応を本当にさせちゃう無駄な熱意など、素直にすごいと認めざるを得ない。そして日本のMacのえらいひとがいっていたが、ソフトバンクが日本におけるiPhoneの最大の周辺機器メーカーになってしまったという事実こそが恐ろしい。
また細かい仕様とか価格とかでどうなるかは分からない。ただ、少なくとも今のドコモやKDDIに、こんなに面白いケータイ新製品発表会をすることはできないだろう、というのは事実だ。