「民主党が勝った日」の持つ意味

民主党が勝ちましたね。
今日という日は、「政権交代おめでとう」の日でも、「日本オワタ」の日でもありません。「社会」の回復という方向に国が進もうとし始める日であり、今後その筋道を市民が監視しないといけないという始まりの日なのだと思います。いまのところ個別の政策からはその方向性が見えても、全体的な筋道は全然見えないからね。
そういう意味で、Twitterの選挙ハッシュタグで意見をいっている方々は、その道をきちんと歩み始めているわけで、超OKです。評論は無意味だという風潮があるけれど、政治に関しては評論こそがアクションです。もちろん、今日明日で飽きてすぐに別の話題に飛ばない限りは、ですが。
……ということをTwitterでつぶやこうかとも思ったのですが、あまりにもTLが殺伐としていたのでこっそりこっちに書いてみる。

それにしても

実際に社会の包摂性回復って可能なんだろうか。現状だと国へのぶら下がりにしかならなそうだよね。そもそも日本に「社会」なるものを再構築するというイメージが湧かない。地域的共同体ではないような気がするんだよな……。