きみのかみさま / GAME OVER / pink
きみのかみさま
人は生まれたり死んだりする。
そうしてあの花のさくむこうへ帰る。
- 作者: 西原 理恵子
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/07/30
- メディア: 単行本
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「私はずっと神さまをさがしている」という女性(≒サイバラ本人)と、世界中の子どもたちと、神さまを描いた絵本。
僕は幼いころから、いろいろな哲学に触れたり、教会を訪れたり、神社を訪れたりするのが好きで、最終的に「神は死んだ」というところに行きついたのですが、なんと、神さまはここにいたのかー、という次第。何度も読んで、何度も泣いてしまった。
夫と世界中を飛び回って、子どもを育てて、そして夫を亡くした、西原理恵子のこれまでのすべてが注ぎ込まれた最高傑作。
GAME OVER
さ ゲームオーバーだ
観念して 朱美
ねぇ こっち見てよ
- 作者: 水谷フーカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/07/31
- メディア: コミック
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バスの社内を見渡し、気に入った客の隣に座り、二度見させたら勝ち――そんなゲームを毎朝繰り返し、退屈な日々を紛らわすOLと、そんな彼女に見向きもしない中学生の男の子の出会いから始まる物語。
回を追うごとに男の子は高校生、大学生と成長し、いつの間にか彼女よりも背が高くなる。幼い男の子に振り回されっぱなしのように見える彼女だが、実は男の子の方も「自分がガキである」というコンプレックスがあって――。
ああ! 分かる! よく分かるぞ! 自分がガキであることの悔しさと、それでも年上の彼女を慌てさせたくなるその意地っ張りな言動!
……とまあ、割と他人事じゃない感じで、読んでほっこりしてしまいました。
pink
早くあしたになんないかな
そしたらあたしはワニとハルヲくんと南の島
- 作者: 岡崎京子
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2010/07/29
- メディア: コミック
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思わず買ってしまいました。実家にもあるのになあ。
やっぱりいいですね。リバーズ・エッジより好きです。人生は愛と資本主義とワニでできているよ。マジで。